2015年12月7日月曜日

タイ・チェンマイ旅行

11月下旬にタイのチェンマイに行ってきました。チェンマイは30度越えで非常に暑く、歩くのが疲れてるほど。ちょうどその頃、大阪では一気に寒くなったようです。

この時期チェンマイでは収穫祭として有名なイーペンと言うお祭りが行われ、このお祭りに参加することを目的に行ってきました。

このお祭りではコムローイと呼ばれる火を付けたランタンを空に上げることが象徴的にあちこちで見られます。このコムローイは紙製で1本の円形の骨組みのみで、その中央に針金で油を浸み込ましたフェルトを取付、このフェルトの燃える熱で紙が膨れ上がり、そのまま宙へと上がって行きます。

その他にも、バナナの葉で編んで作られた小さな船の上にロ
ウソクと線香を置き、川へと流すクラトン流し(灯篭流し)も行われます。

今回は友人でもあるタイ人ファミリーの御好意で川沿い(ピン川)のホテルのガーデンイベントを予約してもらい食事をしながら踊りや音楽を楽しみ、そして最後にクライマックスとなるコムローイとクラトン流しを行います。

ただ日本とは違いハプニングが続出。ランタンに火が付いてしまったり、途中照明に引っかかってしまったり、川沿いに仮設のクラトンを流す場所の床が抜けて私達の目の前のお客様が川に落ちたりと、日本では大問題になりそうなことがありました。

そもそもランタンも田舎であるチェンマイだからできることであるのでしょうが、すぐ近くに飛行機場もある為、航路になる所でのコムローイは禁止されているそうで、このピン川に集まってきます。もちろんこのコムローイが上がる様は本当に幻想的で多くの星の中にいるような不思議な感覚になります。が、その上がっているコムローイの中には燃えながら落ちていくものがあり、友人に聞いていると火事も起こるとの事。なるほど都会ではできないお祭りみたいです。しかしさすがホテルですので大人なお祭りの雰囲気でしたが、一般ではどこで行うのでしょうか。

一般にチェンマイでこの祭りに参加するには、ナイトバザール近くのピン川に行きます。すると夜店や若者がたくさん集まっており、大阪で言うと天神祭級の盛り上がり!あちこちでコムローイが売られ、若者たちがそれを買いライター片手に火を付け好き勝手にコムローイを上げています。そのコムローイは電柱に引っかかるも本当に危ない!友人に毎年このお祭りするの?と聞くと「いやいやしないよ。こんな人ごみに来たくないし、それにいつ自分の家にコムローイが落ちてくるか分からないから冷や冷やしてる」とのこと。

小さなお子様を連れていくには少し危ない気はしますが、もし興味がある方は見て欲しいお祭りです。あっよくホームページで写真を検索すると一斉にランタンを上げるものを目にしますが、さすがにそれは見れなかった。あー盛ってるのかそれ用に写真を撮っているのかなぁ~。過度な期待はせずに風流に遊びたいものです。

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